宮城大学

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目標・ねらい

宮城大学は平成23年9月より教職員と学生が一体となり被災地でのボランティア活動を展開している。その活動の一つである「スマイル健康塾」は震災後の不安定な生活を余儀なくされている被災者に対し,生活不活発病予防のための健康体操やレクリエーションを実施し心身のリフレッシュを図っている。
10回目となる「スマイル健康塾」において,2020年のオリンピック・パラリンピックの開催を契機に,よりスポーツや健康増進を高めるための講演会を実施するほか,健康管理についての啓発資料を配布し,地域全体での健康増進に対する関心を高める。

 

実践の内容

「スマイル健康塾」において,地域住民の方へオリンピック啓発・及びスポーツを楽しむ心を育む健康体操等を行った。

趣旨を説明
2020年に東京でオリンピック・パラリンピックが開催されるが,関係機関一体となって,みんなで盛り立てていきたい。皆さん2020年のオリンピックを健康で元気な状態で応援しましょう。そのためには毎日少しずつでも運動をして,足腰を鍛えましょう。また,今日のようないい笑顔で世界の方々を迎えてください。

ロコモティブシンドローム(運動器症候群)予防を呼びかけるため,運動の方法を印刷したタオルを使用し,ロコモ体操を専門としている鈴木特任教授の指導により,体操の実演を行った。また毎日の運動が大切であることを伝えた。

宮城大学看護学部の学生が企画したオリンピックに関連する室内競技(聖火リレー,玉入れ)を地区対抗で行い,体を動かす楽しみを実感してもらうと共に,オリンピックの競技をイメージした工夫を行い,機運を高めた。

実践の成果

学生は地域住民の方々に寄り添い,参加者の安全面に配慮しつつ共にスポーツを楽しむ雰囲気づくりを考えることにより,集団を対象とした時の看護の大切さを学ぶことができた。
地域の方々にとっては,自分自身の体力に合わせ日々の健康づくりを行うことの必要性を認識でき,また気軽に体を動かすことの楽しさを実感していた。