福岡県大牟田市立天領小学校

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目標・ねらい

子どもが様々な運動に親しみ、その楽しさを味わい、将来にわたり豊かなスポーツライフを送ることができるようにする。

実践の内容

実践1 第3学年体育科「くるっと回って 仲間と金メダル!」(器械運動-マット運動)

(1)「シンクロマットオリンピック」への導入
単元の初めに、「シンクロマットオリンピック」への導入を行い、学習の進め方を示した。単元の終わり          のシンクロマットオリンピック(発表会)に向け、技の習得・上達を目指し、スパイラル型の学習を行って          いくことを確認した。

(2)「シンクロマットオリンピック」に向けた技の習得
①今できる技でシンクロマットを行う。

各時間の始めに、教師が、タブレットPCで児童の動きを撮り、TV画面に映し出して見せるようにした。動きをスロー再生したり一時停止したりしながら「シンクロマットのポイント」に沿った評価を行い、モデルとして児童に提示した。
児童は、シンクロマットのポイントを意識しながら2人組で考えた動きを繰り返し練習した。タイミング
を合わせたり、移動距離を合わせたりする様子が見られた。
②シンクロマットに取り入れたい新しい技やもう少しでできそうな技に挑戦する。
選んだ技に応じた練習の場や方法を選択し、友達と動きを見合い、高め合うようにした。
学習ノートには、「練習の仕方の例」として、練習の場や方法を選択するための資料を付けた。これを使
って子ども達は、どのような場をつくり、どんなことに気を付けて練習すればよいかを理解し、グループ
で助言し合いながら練習を行った。習得した技は、次の時間のシンクロマットに取り入れるようにした。
(3)「シンクロマットオリンピック」の開催単元の学習の最後に、シンクロマットオリンピック(発表会)を開い
た。

天領1

実践2 全学年「わんぱくタイム」(朝の運動)
始業前に全校児童が外に出て運動する「わんぱくタイム」を年間を通して実施している。毎週火曜日
と金曜日に設定し、「リレー」「長縄」を行うようにしている。リレーは学年別、長縄は主に学級別で行う。
「わんぱくタイム」は、運動の日常化・習慣化のための取組の一つで、子どもたちが定期的に運動し、体を
動かす楽しさや仲間とかかわる楽しさを味わう場になっている。

実践の成果

実践1 第3学年体育科「くるっと回って 仲間と金メダル!」について

○シンクロマットオリンピックに向けて、2人組や課題別グループで練習を行う過程で、友達とのかかわりを深
めながら、シンクロマットならではの運動の楽しさを味わうことができた。

実践2 全学年「わんぱくタイム」(朝の運動)について

○週に2回、思い切り力を出して運動することが、体力の向上につながっている。(下グラフ・全国体力・運動
能力調査の結果)

○一人で運動するのではなく仲間と一緒に運動することが、互いに応援し合ったり励まし合ったりするなど豊
かなかかわりを生み、人間関係づくりに役立っている。