福岡県岡垣町立戸切小学校 

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目標・ねらい

○パラリンピックの競技についての理解を深める。

○障害のある方々が、一生懸命に競技スポーツに取り組む姿から、スポーツを愛する気持ちに共感し、自分自身のスポーツへの関心や意欲を高める。

実践の内容

①全学年対象 「オリ・パラ」に関するアンケート実施

アンケート結果

・オリンピックに比べ、パラリンピックの方が、児童の認識が低いことがうかがえた。これは学年間に差はなく、全学年で同じ傾向が表れていた。

・児童にとっては開催期日の近いブラジルよりも、開催地が日本である2020年大会の方が認識されているということがわかった。

②全学年対象講演会 (演題「ブラインド・サッカーを通じて『障害者スポーツ』について考えよう!」)

ブラインド・サッカーの紹介や国際大会に参加しての様子を講師に話していただいき、またブラインドサッカーの体験も行った。戸切小②

③第5学年 総合的な学習の時間(単元「調べよう!パラリンピック」)

課題としたのは、「パラリンピックの種目や種別」、「パラリンピックの種目に使われている用具類」、「パラリンピックのルール」、「パラリンピアンの思い」など

④第5学年 体育科(単元「とぎりんフットサル」※ブラインドサッカー含む)

講演会を受け、第5学年体育科ボール運動領域のゴール型において、総合的な学習の時間と関連させて、「とぎりんフットサル」を設定した

戸切小④

実践の成果

○第5学年の「オリンピック・パラリンピックに関するアンケート調査」においては、「オリンピック」については全員が「知っている」と回答していたが、「パラリンピック」については、33%と低かった。そこで、このような実態である児童に総合的な学習の時間で「調べよう!パラリンピック」を設定し、パラリンピックの歴史、使われている用具、ルール、選手の思い等について学習していくことができたことは、「パラリンピック」に対する認識を高め、「障害者スポーツ」、「障害者問題」についての考えを深めることにもつながった。

○体育科学習の中に、総合的な学習の時間における「福祉学習」の視点からブラインドサッカーを設定できたことも、先述した成果につながったと考える。