(京都府)府立向日が丘支援学校

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【目的・ねらい】

オリンピック・パラリンピックの価値
友情( ○ ) 卓越(  ) 尊重( ○ ) 勇気(  ) 決断力( ○ ) 平等( ○ ) 鼓舞(  )

中学校、高等学校の生徒と本校生徒が障害者スポーツである「ボッチャ」「卓球バレー」「ドッチビー」「フライングディスク」等の障害者スポーツを通じた交流および共同学習の充実を図るとともに、オリンピック・パラリンピックについて関心を持ち取り組んでいく。
小学部児童も「ボッチャ」等の障害者スポーツを「あそび」を通して親しんでいく。

【実践内容等】

・高等部生徒近隣府立高等学校との交流会『交流のひろば』に向けて「ボッチャ」「フライングディスク」「ドッチビー」に取り組み、障害者スポーツを通した交流を実施した。

・全京都障害者スポーツ大会陸上競技大会に出場する高等部生徒が、乙訓高校を訪れ陸上部員と合同練習に取り組んだ。技術的なアドバイスのみならず、生徒同士で交流する場面も多く見られた。

・高等部体育の授業で「ボッチャ」「ドッチビー」「卓球バレー」に取り組んだ。

・京都府立特別支援学校スポーツ交流会の種目でもある「ソフトボール・卓球・卓球バレー」を部活動で取り組んだ。また、京都府立特別支援学校スポーツ交流会で昨年度優勝(3年連続)した「ソフトボール」は、全国障害者スポーツ大会近畿予選会に出場し健闘した。

・『中学部交流学習』に向けて、※「キャスターカーリング」「的当て」等の練習に取り組み、交流会当日も中学生と交流を深めることができた。※本校独自で考案した、キャスターをカーリングストーンに見立ててゲームを行う。

・小学部『あそびのひろば』では保護者と児童が「ボッチャ」にふれ、楽しんだ。


乙訓高校陸上部との合同練習


長二中との交流学習 交流ひろばボッチャ

(実践上の工夫点、留意点等)
・中学部、高等部ともに交流学習の場で、障害者スポーツを通じて交流を深められるように、事前練習やルールの確認を行なった。小学部のあそびのひろばでは、保護者の方々がまず「ボッチャ」に慣れていただけるよう、事前にルール確認等をしながら児童が楽しみながらからだを動かせ、興味関心を持てるような取り組みとなるようにした。

・教科(体育、特別活動)や交流学習を通じてスポーツの楽しさ面白さを伝え、実際にある各スポーツ大会へも積極的に参加できるように生徒、保護者に全京都障害者スポーツ大会(フライングディスク、陸上大会、卓球、水泳、卓球バレー)の情報提供を行った。大会の趣旨や内容を伝え、各大会の参加を広くよびかけ、多くの生徒が参加できるよいうにした。

(成果)
・陸上大会の前に乙訓高校陸上部との合同練習で実際のタータン使用のコースを走ったり元オリンピック陸上選手の顧問の先生からや、陸上部員からアドバイスをもらい、より実践に即した練習ができた。

・大会参加者や結果を始業式や終業式で全校生徒に紹介し、メダル受賞者や入賞者には校長より改めて表彰するなど、生徒の障害者スポーツへの意識向上を図った。

【オリンピック・パラリンピック教育の実施に伴う問題点】

・乙訓高校陸上部との合同練習がさらに発展して、継続的に練習会が行えるようにしていきたい。また、その他のソフトボール競技等でも交流ができるように進めていきたい。本校は創立50周年を迎え、さらに地域に根付いた交流を進めていく上でも、「ボッチャ」「フライングディスク」等をさらに広めていきたい。