(茨城県)鉾田市立鉾田北中学校

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【目的・ねらい】

オリンピック・パラリンピックについて学習することを通して,スポーツの素晴らしさや多様な関わり方について考える。また,2020年の東京大会に向けて機運を高める。

【実践内容等】

1 実施内容
(1)全学年対象「オリンピック・パラリンピックについてのアンケート調査」
オリンピック・パラリンピックについてのアンケート調査を実施し,その結果を生徒にフィードバックした後,体育理論「国際的なスポーツ大会が果たす文化的役割」とともに,オリンピック精神について学習を行った。

アンケート調査の内容

(2)第1学年「柔道」
1年生の保健体育科「柔道」の授業において,担当教員と柔道経験者の教員がTTを行った。リオ・オリンピックでの柔道日本代表選手の活躍と男子代表チームの復権について学習した。また,受け身と寝技を中心に,苦手意識をもつ女子生徒等にも,安全に楽しく活動するスキルを習得させた。

男子代表チームについての学習                    寝技の学習     

(3)第2学年「バスケットボール」・バスケットボール部の部活動
2年生の保健体育科「バスケットボール」の授業及びバスケットボール部の活動において,リオ・オリンピックでの女子バスケットボール日本代表チームの活躍を映像で見せながら選手の動き方について学習し,知識を深めさせるとともに,ゲームに取り入れて活動を行った。


VTRでの学習                          動き方についてゲームで確認

2 成果
(1)アンケート調査や授業後に,オリンピック・パラリンピックの歴史や各種目,選手等に興味を持ち,積極的に参加や観戦をしてみたいという生徒が増えた。
(2)本校には柔道部がないため,教科の授業以外では柔道の活動を目にする機会はほとんどないが,今回の実践を通して,高等学校では柔道をやってみたいと関心をもった女子生徒もおり,オリンピック・パラリンピックの価値を踏まえた教育活動の成果を感じた。

【オリンピック・パラリンピック教育の実施に伴う問題点】

・ 学校全体でオリンピック・パラリンピック教育を推進していくために,全職員で共通理解を図り,体制づくりをすることにより,部活動等での浸透が期待できる。
・ 特別活動や,総合的な学習の時間との関連を図ることが課題である。
・ 今後は,「おもてなし」や「ボランティア精神」の醸成について,道徳等との関連を図り,実践を継続していく必要がある。