(京都府)亀岡市立南桑中学校

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【目的・ねらい】

オリンピック・パラリンピックの価値
友情(○ ) 卓越( ) 尊重( ) 勇気( ) 決断力( ) 平等( ) 鼓舞( )

1 元なでしこJAPANヘッドコーチに来て頂き、夢や目標を持つ大切さ、一生懸命努力すればその夢や目標に近づけるということ、また夢や目標に向かって努力している最中に力がつくということを理解させる。

2 サッカー、スポーツの楽しさを実感させる。

3 失敗NO.1を目指し、どんどんチャレンジさせる。

【実践内容等】

1 事前学習
1月17日(火)、1月18日(水)体育の授業で、なでしこJAPANについて実績などを紹介。その後男女混合のクワトロゲームを行い、サッカーというスポーツを体験した。

2 事業当日
1月19日(木)
5校時 13時15分から14時05分 第1学年
6校時 14時15分から15時05分 第2学年
学年体育 ~ボールフィーリング~
1人1球ボールを持ち、さまざまなボールフィーリングを行い、身体を動かす楽しさの実感、仲間と協力する大切さの実感

3 事後学習
事業当日の終学活にて感想文を作成。
Ⅰ スポーツへの誘い 自己肯定感の醸成
Ⅱ 障害者や高齢者への理解 共生社会の形成
Ⅲ スポーツへの関心や競技力向上 スポーツボランティアへの参画
Ⅳ オリンピック・パラリンピックに向けた京都の伝統や文化等の発信
Ⅴ 国際理解教育の推進

(実践上の工夫点、留意点等)
1 降雪のため体育館での実践になったが、限られたスペースの中で安全面に配慮して活動を行った。
2 1人1球ボールを用意し、休憩を作らず豊富な運動量を確保した活動を行った。

(成果)
1 成果
望月コーチの柔らかい口調でのアドバイスに生徒たちはどんどん吸い込まれ、熱心に取り組む姿が見られた。特に望月コーチの以下の2点についての言葉で子どもたちにチャレンジ精神が生まれた。

(1)失敗NO.1を目指す
“最初から上手くできる人はいないよ。だからどんどん失敗してこつを掴もう”この言葉で子どもたちは“失敗してもいいのか”ということに気づき、チャレンジ精神が芽生えていった。失敗を重ねるごとに成功に近づき、成功したときには満面の笑みが生まれていった。

(2)楽しむことが一番
“何事も楽しみながらやることが上達の秘訣。”勉強もスポーツもやらされていては上達しない。この教えで生徒たちは純粋な心で楽しみながらやっていた。失敗が許される空気感であり、失敗を恐れない雰囲気があるからこそ純粋に楽しみながらできていた。

2 生徒の感想
・みんなで協力してできたから、団結力・仲間力がさらに高まっていった。

・できないことが多かったけど、“失敗してもいいよ。”という声かけでやる気になった。一人でやった内容やみんなでやった内容は難しかったけど、みんなでやるからこそ楽しかった。

・なでしこも失敗を恐れず、努力を重ねていったから強くなったんだと思います。私も目標に向かってあきらめずチャレンジしていくと目標を達成させられると勇気をもらいました。

・一生懸命やる大切さを学んだ。たとえ目標や夢が達成できなくても、その目標や夢に向かって努力していれば必ず力がつくと学んだ。

【オリンピック・パラリンピック教育の実施に伴う問題点】

今回、サッカーという競技スポーツを通じて、オリンピック・パラリンピックに関しての興味が高められた。
可能であるなら、同一校で複数種目の実施ができれば、より生徒たちがオリンピック・パラリンピックに興味を持つことができるのではないか。