(京都府)福知山市立南陵中学校

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【目的・ねらい】

オリンピック・パラリンピックの価値
友情(   ) 卓越(  ) 尊重( 〇 ) 勇気( 〇 ) 決断力(  ) 平等(  ) 鼓舞(  )

逆境にもめげず強い精神力で歩む姿から、何事にもチャレンジするたくましい生き方やスポーツの力を学ぶ。また、学習を通して、自己の人生を積極的に切り拓く態度や人権尊重の精神育成につなげる。

【実践内容等】

取組名  「南陵オリパラ五輪」 陸上部合同練習会

1 講演会
演題 「チャレンジ~ ~何事もあきらめないこと~」
講師   大槻浩二さん(福知山市在住)

講演では、病気になり、下半身が不自由になられ、挫折感を味わったこと、それでもたくましく生きて来られた話、生きる力につながったスポーツとの出会いや日本パラリンピックの体験などを聞いた。とても明るく元気でユーモアを交えて話される大槻さんから、チャレンジする大切さを学びんだ。
特に「どんなことがあっても絶対にあきらめたらあかん」という言葉が生徒に響いた。

2 陸上部合同練習会
講師   大槻浩二さん  萩本 昇さん
福知山市在住の大槻浩二さんと兵庫県明石市の萩本昇さんともに(日本パラリンピック出場・投てき日本記録保持者)の2名を招いて実施。
円盤・砲丸・やりのそれぞれの投げ方の説明を聞いた後、それぞれの体験を行った。

(実践上の工夫点、留意点等)
事前指導に1時間かけた。パラリンピックの歴史、競技種目についてなど映像をもとに事前に学んだり、積極的な交流や学びになるよう質問したいことなど生徒に事前に考えさせた。

(成果)
〇逆境にも負けず、スポーツを通して自らの夢を追い求めて努力される姿から生徒は、お二人の講師の生き様や努力に尊敬の念を抱いた。「どんなことがあっても絶対にあきらめたらあかん、あきらめたらそれで終わってしまう。」という力強い言葉は生徒の胸に響き、自らの生き方にもつながった。

〇障害者スポーツという貴重な体験ができ生徒はとても喜んだ。

〇後日、再び合同練習会が出来た。一度きりで終わらず、講師の先生からの声かけで継続して実現できた。人と人との温かいつながりが生まれたことに感謝している。

以下、生徒の感想
〇今日の講演会、合同練習会を受け、様々なことを感じました。私は、すぐにあきらめてしまったり、最初からダメだと決めつけてしまう性格です。大槻さん、萩本さんの話や姿を見ていると、チャレンジし続けることがいかに大切か気づきました。今日、教えてもらったチャレンジし続けること、あきらめないことを心がけで行きます。

〇砲丸投げなどを教えてくださってありがとうございました。私の専門は中長距離なのであまりやったことがなかったのですが、すごく楽しかったです。また、大会などで出る機会があれば出場してみたいなと思いました。また、やり投げでは、初めてやりを触ったのでとても良い経験になりました。しっかり全身の力を使って、やりや砲丸を投げることを頭に入れておきたいです。

〇僕は、体が不自由でも努力をすれば結果を残せることがわかりました。僕は投てきの選手ではないけど、これからに生かしていきたいです。

〇円盤投げについて、詳しく、そして優しく教えていただきありがとうございました。また、講演で、車いすでの生活になられた時、本当はつらかったと思うけど、前向きにおもしろく話され、大槻さんの心の強さを感じました。僕も日本代表の服が着られるように努力したいです。

【オリンピック・パラリンピック教育の実施に伴う問題点】

○事前指導の大切さ(パラリンピックや人権の視点について、質問を考え主体的に学ぶなど)を感じる。本校は1時間ではあるが設定でき効果的であった。

○福知山在住のパラリンピアンがおられたことにより、次の合同練習会につながった。