福岡県オリンピック・パラリンピック・ムーブメント推進校セミナー

福岡県オリンピック・パラリンピック・ムーブメント推進校セミナー

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(1)開催概要

日 時:平成28年8月29日(月)14時30分〜16時30分
会 場:アクロス福岡 606会議室
主 催:福岡県教育委員会
筑波大学オリンピック教育プラットフォーム
参加者:36名

プログラム:
14:30~ 開会挨拶
福岡県教育庁教育振興部体育スポーツ健康課
総括指導主事 中野一成
14:35~ 平成28年度オリンピック・パラリンピック・ムーブメント
全国展開事業概要説明
筑波大学体育系 准教授 宮﨑明世
15:05〜 東京2020教育プログラム-学校編-の認証について
公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
企画財務局 アクション&レガシー部 アクション&レガシー課
事業チーム(文化・教育)主事 志岐昴一
15:20~ 休憩
15:30〜 筑波大学附属学校群における実践事例の紹介
筑波大学附属中学校 教諭 長岡樹
15:50〜 本事業事務手続き等に関する説明
福岡県教育庁教育振興部体育スポーツ健康課
体育・健康教育班 指導主事 物部倫明
16:05~ 福岡県体育研究所からの諸連絡
福岡県体育研究所 指導主事 村山直樹
16:25〜 アンケート記入

(2)内容

事業概要について、事業目的や推進校における実践テーマなどを中心に、地域コンソーシアムの構成や今後市民を対象としたフォーラムを行うことなどについて説明があった。事業説明に引き続いて、オリンピック・パラリンピック教育の理論と実践について報告があった。IOC(国際オリンピック委員会)が作成しているオリンピック・パラリンピック教育教材であるOVEP(Olympic Value Education Program)の概要やオリンピック憲章などについて説明があり、またオリンピック・パラリンピック教育の内容系統について紹介され、教科教育型、総合型、行事・発表型、イベント型、生活型、交流型の6つの型が示された。また、直近の東京都による教育プログラムの概要が示された。
次に、本年10月より始まる東京2020教育プログラムに関して、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の志岐氏よりガイドラインに基づいて説明があった。東京2020教育プログラムに参画することにより、東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムを用いた教育ロゴの使用が可能になる旨が紹介された。
続いて、筑波大学附属学校群におけるオリンピック・パラリンピック教育の実践事例について、筑波大学附属中学校の長岡教諭より古代オリンピックやブラインドサッカーを題材とした授業実践が紹介された。また総合的学習において、外国人との交流会を設け、生徒が英語で日本の体育・スポーツの特徴を説明する取り組みなどが報告された。さらに、附属学校群における実践事例として附属高校生徒によるピエール・ド・クーベルタンユースフォーラムへの参加や附属坂戸高校における障害者スポーツ大会ボランティア学習や大塚特別支援学校との交流学習について報告があった。