(福岡県)県立福岡特別支援学校
(福岡県)県立福岡特別支援学校
【目的・ねらい】
・誰でも参加できるパラリンピックの正式種目「ボッチャ」を通して競技力向上とスポーツへの志向意欲を高めるとともに、広く社会参加の促進に資する。
・スポーツでの交流を通して生徒相互の親睦を深めるとともに、心身の健全な発達、生きがいのある豊かな生活の実現を目指す。
【実践内容等】
1 開会式
①開会宣言 ②大会会長挨拶 ③来賓紹介 ④選手宣誓 ⑤学校紹介
【大会会長挨拶】
【選手宣誓】
【学校紹介】
2 ボッチャ競技
①予選(全9チームを3つのリーグに分けて行った。)
②決勝(各予選リーグの1位同士、2位同士、3位同士でリーグ戦を行い、順位を決定した。)
3 閉会式
①成績発表 ②表彰 ③大会会長挨拶 ④閉会宣言
※その他
【氷柱・扇風機】
【メダル】
【参加賞】
(実践上の工夫点、留意点等)
・生徒相互の親睦を深めるため、学校紹介を行った。また、チーム編成を学校単位でなく、混成チームとした。
・ボッチャを授業等で実施していない学校もあったので、反則は厳密に取らず、注意事項を指導した後にやり直しをさせた。
・全てのチームが大会(競技)を楽しめるように4試合ずつ行った。
・参加意欲を高めるために、上位3チームにメダルを授与した。
・空調設備のない体育館での実施だったので、暑さ対策として氷柱及び扇風機(工場扇)を8箇所に設置して行った。
(成果)
・1試合目より2試合目、2試合目より3試合目と段々会話が増え、親睦が深まった。また、生徒だけでなく、保護者及び教員の親睦も深まった。
・当日知り合った仲間と協力して取り組むことで、一緒に喜んだり悔しがったりして運動を楽しむことができた。
・ボッチャ競技に対して興味を持ち、ぜひ来年も参加したいという声が多数あった。(特に、保護者から)
・「来年は練習して絶対メダルを取る」と意欲満々の生徒が多くみられた。
・暑さ対策によって、休憩室で休むことなく体育館で競技や応援ができ、大会が盛り上がった。
【オリンピック・パラリンピック教育の実施に伴う問題点】
・講師の派遣、手作り教材・教具の作成や購入等の必要があるので、ある程度の費用がかかる。