京都市立南太秦小学校

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目標・ねらい

・ 多様な言語・文化圏から講師を招き、直接児童とのふれあいの場を設けることで、「“ちがい”を尊重し認め合う」「“同じ”に感動し喜び合う」実践的態度の素地を養う。

・ 国際貢献の視野を授業に取り入れることにより、「知る」だけに終わらず、自分にできることは何かを考えさせる。

・ 日本(京都)のよさやおもてなしの心について体験を通して学び、発信できるようにする。

実践の内容

1.PICNIK事業等を活用し、海外からの留学生を招き、体験的に外国の文化・生活習慣等にふれる。

※H27.10~ 1年(フィンランド)2年(モンゴル)3年(ハンガリー)4年(トルコ)

5年(ウクライナ)6年(フランス・ペルー)

2.JICA関西より、青年海外協力隊OB・OGを招き、世界の現状と国際貢献の在り方について体験的に学ぶ。(6年)また、大阪ユニセフ協会より講師を招き、世界の子どもの現状について体験的に学ぶ。(5・6年)

3.京都の伝統的文化財を訪問し、既成のガイドブック等に頼らず自らの視点でその良さを発見し、まとめて、外国の人々に発信する。

実践の成果

1.児童のふりかえりシートより(抜粋)

「 わたしたちが、外国の方々との交流を通して学んだことは、知ることの大切さとコミュニケーションの大切さです。言葉は通じなくても、分かり合えるし、自然と笑顔になり合えます。事実を知れば、思い込みや偏見がなくなり、随分とイメージが変わります。わたしたちは、国が異なっても同じ人間であることには変わりがない、と改めて感じることができました。」

「今日お話を聞いたセネガルという国は、日本と比べて解決しなければならない問題はあるけれど、人と人とのつながりを大切にしているという意味では心の豊かな国だと思いました。わたしもJICAの活動に入って、国際貢献をしていきたいと思いました。」

「ぼくは、外国の方々が自分の国を誇らしく紹介される姿を見て、日本や京都のよさをもっともっと知りたくなりました。あんなふうに胸をはって伝えることのできる伝統文化をぼくも肌で感じたいです。」

※多くの児童が上記のような感想をもっている。本校がねらうオリンピズムの観点(友情・尊重)から見ても、好ましい心情が育っていると考えている。

2.民族の文化にふれる集いに出演

平成28年1月30日(土)、第24回同集会にて6年生代表児童10名が実践発表を行った。児童は、各交流の様子やそこでの発見・気付きを大勢の観衆の前で伝えた。相手に直接会うことでお互いを隔てる壁は一気に低くなり、分かり合うことができるということや、外国の人々におもてなしの心で接するためには、もっと母国・日本のことを知らなければならないということ等、学習の成果を報告していた。

南太秦