(京都府)南丹市立園部中学校

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【目的・ねらい】

オリンピック・パラリンピックの価値
友情( ○ ) 卓越(  ) 尊重(  ) 勇気( ○ ) 決断力(  ) 平等( ○ ) 鼓舞(  )

○ オリンピック・パラリンピックの理念を理解し、目指したいと思うきっかけとする。

○ トップアスリートとの交流を通じて、多くの子ども達が夢を持ち、向上心を持って競技に取り組む意欲を育む。

○ 子ども達の可能性を伸ばし、一人でも多くの子ども達が夢を追い求められる土台づくりとする。

【実践内容等】

1 講演会 演題「未来を見据えて~サッカー選手としてのキャリアを考える~」
10:00~11:30(90分)
(1)京都サンガ 普及部コーチ 中山博貴コーチより
これまでの自分の選手としてのキャリアについて詳しく教えていただき、これまで選手として何を考え、どうのように行動して来たのかなど、理由も交え詳しく話していただいた。その中で「夢を持つこと、目標を持つことの大切さ」を、経験を踏まえて話していただき、実感を伴った話に子ども達は、聞き入っていた。また、選手として、これまでの様々な出会いと、支えていただいた関係者の方々への感謝を常に持ち続けることを忘れないで欲しいと、子ども達へ語り込んでいただいた。

(2)京都サンガ 強化本部長 細川浩三コーチより
トップアスリートとして活躍している選手が必ず持っている力「傾聴力」についてや、自分の5年後を見据えたキャリアの積み重ね方を考える機会とした。そこでは、「今自分の持っている能力」「周りからの評価」「目標達成に向けて努力する必要があること」「周りから期待されているであろう事」等をプリントに書き出して、これからの目標を考えるきっかけを与えていただいた。

2 実技講習会  13:00~14:30(90分)
雪の残る悪いコンディションの中、体作り、基礎的なボールタッチ、ミニゲームなどを通じて、トレーニングのポイントや、意識の持ち方など、実践を踏まえてレクチャーしていただいた。選手達も生き生きと必死にボールを追いかけ、コーチの声に耳を傾け、少しでも上手くなれるようにトレーニングしていた。

(実践上の工夫点、留意点等)
講演会だけでなく、実際にトップアスリートからの実践も踏まえて、理解を深められるようになればと考えた。また、子ども達も交流を通じて、積極的に質問したりしながら、吸収しようとしてくれればと考えた。
コンディションがあまり良くないピッチだったので、ギリギリまで講師の方と検討を重ね、できる限り子ども達にとって良いものを残せるように努めた。

(成果)
多くの生徒が、自分の選手としての将来を考え、下記の感想文にあるように、「夢を持ち努力することの大切さ」や「アスリートに必要な考え方」等を学ぶことができた。また、プロのアスリートやオリンピック出場を目指す選手になりたいと思えるきっかけづくりとなった。

◇ 今日の講演で一番印象に残った言葉は、中山選手の「成功した人は必ず努力している」という言葉です。また、普段、僕は将来の自分のことを考えることはあまりなかったため、自分のキャリアを考えることがとても難しかったです。しかし、中山選手のアドバイスを聞き、将来の自分への興味が深まり、意識を高めることができたので良かったです。オリンピアになりたい、プロサッカー選手になりたい等の思いを膨らませ、夢を持つことの大切さを教えていただきました。自分も夢を持ち、今、できることを精一杯取り組んでいきたいと思いました。(生徒感想文より)

◇ 僕は、この講演会で細川コーチの言っていた「めげない心を持つ」という言葉が印象に残りました。僕自身、試合でミスした時、そのミスばかり気にして、ずっとネガティブにものを考えてしまいます。しかし、細川コーチの話を聞き、しっかり反省して、次に切り替える大切さを教えていただきました。中学校から始めた僕でもオリンピックに出られるような選手になれるように、高い目標を持って、夢を持って努力を続けようと思いました。(生徒感想文より)

【オリンピック・パラリンピック教育の実施に伴う問題点】

今回、悪天候は想定していたものの、想定外の大雪に見舞われてしまい、全天候での実技指導ができるような、より細かい準備が必要であった。