(京都府)府立田辺高等学校

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ハンドボール

【目的・ねらい】

オリンピック・パラリンピックの価値
友情( ○ ) 卓越( ○ ) 尊重(  ) 勇気(  ) 決断力( ○ ) 平等(  ) 鼓舞(  )

ハンドボール競技の技量向上と共に競技をとおしてチームの団結、友情、協働の価値を実感する。

【実践内容等】

大阪体育大学 准教授 楠本繁生 氏によるハンドボール競技実技指導
同大学女子ハンドボール部 監督
関西学生ハンドボール連盟 理事
日本ハンドボール学会 理事
U-24 日本代表監督 2016年 世界学生選手権大会出場(スペイン)

基礎的な練習からより実践に近い練習に進んで、2対2などのゴール前における攻防で色々な場面を想定して練習した。生徒たちが意味もわからずに練習を繰り返すのではなく、それぞれの行動の意味を問い、判断の誤りを自覚することが大切で、常に考えて練習することの重要性を説明した。

実践上の工夫点、留意点等
・京田辺市ではハンドボール競技が盛んであり、スポーツをとおしての地域の活性化を図る。

成果
・高校生だけではなく、近隣中学校のハンドボール部員と共に指導を受けることで、より広範囲のチームの技量向上に繋がった。

・生徒の感想
「いつもと違った指導で、ためになった。確実にシュートを打てる状況に持って行く練習は、明日からの練習で意識していきたい。」

・日々の繰り返しでは得ることができないレベルの違う発想による指導の結果、より高い練習に繋がった。

・一流の指導者の指導を受けることで、競技力の向上には基本的な人間力の工場が必要であることを実感できた。

【オリンピック・パラリンピック教育の実施に伴う問題点】

・学校の対応として、講演や指導を頼む場合の適切な時期を計る必要がある。学校の行事日程と選手やコーチの日程とを調整することは難しい。

 

ホッケー

【目的・ねらい】

オリンピック・パラリンピックの価値
友情(  ) 卓越(  ) 尊重(  ) 勇気(  ) 決断力(  ) 平等( ○ ) 鼓舞( ○ )

トップアスリートの経験と指導者としての経験の両方を併せ持つ人物に接することで、人生の目標設定、生きていくことの意味を考えさせる。

【実践内容等】

平成28年11月30日(水)6校時 本校体育館
公益社団法人日本ホッケー協会強化副本部長(女子強化委員長)中村真理 氏講演会を実施

講演内容
(1)ホッケー競技デモンストレーション
講演の最初に、本校のホッケー経験のある職員と全く経験のない生徒でホッケー競技のデモンストレーションをした。生徒の中にはホッケーそのものを知らない者もいると思われるので、競技の紹介として行った。

(2)講演の途中でリオデジャネイロオリンピックの際の記録映像を視聴映像と音声でオリンピックの「熱」が生徒に伝わった。

(3)講演(要旨)

「人間力なくして、競技力向上なし!」
競技成績の良い選手たちは、人の見ていないところでも人や物に感謝することができる。そのような心があってこそ、精神の鍛錬ができていく。高校生の皆さんに例えたら、クラブの時だけ練習のときだけ頑張ったらいいわけではない。技術が高くて身体能力も高くても、結果が出せたらそれでいいじゃないか、というものではない。誰も見ていないところでも練習の手を抜かない、日常全ての場面で頑張る人が、人間力を高め、人生の成功を獲得する人ではないでしょうか。
部活動を3年間続けることや、自動車科の生徒さんが検定のために頑張ることもだいじです。途中でやめたりしないで、やりきることを全ての場面でできることが価値の高さを生むのです。
好きなことっていいなあ、好きだからもっと頑張る、好きなことだから仲間ができる、好きなことで人間的に成長する、好きなこと、たった一つの好きなことが人を成長させることもある。

実践上の工夫点、留意点等
・競技を知らない生徒に競技そのものを紹介する。
・ユニフォームやホッケーのスティックやボールを講師に持ってきてもらって、まず紹介するところから始める。
・生徒自身の心に揺さぶりをかけ、自分のこととして考えられるような内容とする。

成果
1 生徒の意識
講演会後の生徒アンケートでは、興味深い内容だと思った生徒は全体の約70%となっている。
1時間の講演時間を短いと思うほどに集中して聞いていた生徒は過半数の約66%であった。

2 生徒はこの日の講演内容を多くの人に伝えるとすれば、どう伝えるかについて、以下のように回答している。

・自分自身が一生懸命になれるものを探してそれを続けることによって人として成長することができる。

・何事もあきらめずに努力しよう。

・自分はオリンピック・パラリンピックなんか関係ないことだと思っていました。でも、中村先生のようなきっかけ(はじめは強制的だったということ)でもオリンピックに行くようになるまで成長できるんだと思いました。「人間力なくして競技力なし」という言葉はとてもいいと思いました。

・私はまだ17歳で学生なので、社会については未熟だけれど、大人になって仕事をするとなると、その場での役目が大事だと思いました。社会経験をする前に社会での役目をきちんとはたさなければいけないということを教えてもらいました。

・講演会をとおしてホッケーについて知ることができました。思っていたよりも激しくて迫力のあるスポーツだと思いました。これからオリンピックのホッケーなども見てみようと、興味を持つことができました。

・オリンピックという競技がもっと素晴らしいものだと思いました。オリンピックをテレビで見ますが、あまり知られていないスポーツも面白くてとても見応えがあり、映像も参加選手が皆笑顔で楽しそうでした。リオの開会式、閉会式はテレビで見なかったけれど、今回映像で見たときに東京オリンピックを生で見てみたいと思いました。

【オリンピック・パラリンピック教育の実施に伴う問題点】

・継続的な啓蒙活動が必要である。ほとんどの生徒はトップアスリートの話を聞いたり、実技指導を受けたりすることで、上記のように肯定的、積極的な感想を持つ。しかし、その心を継続して揺さぶる必要がある。

・多くの生徒はマスメディアをとおしてオリンピックの花形競技については十分情報を得ているが、オリンピックに出場している多くの選手が、メディアに取り上げられなくても、競技力向上のために地道な努力を続け、競技を続けるための経済的な困難を克服して、出場している事実をさらに広める必要がある。

・学校の対応として、講演や指導を頼む場合の適切な時期を計る必要がある。学校の行事日程と選手やコーチの日程とを調整することは難しい。