(宮城県)加美町立中新田中学校

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【目的・ねらい】

実践①(講演会 : カヌースプリント東京オリンピック候補 小松正治 氏)
・オリンピック出場を目指す本校先輩からの講話を通して,オリンピックの精神や目標に向かって努力する姿勢を学び,関心を高める。
・オリンピック出場を目指す本校先輩からの実技指導(カヌー)を通して,技能向上につながる基礎・基本となる技術と努力する姿勢を学ぶ。

実践②(講習会 : 青柳接骨院院長 青柳 力 氏,トレーナー3名)
・オリンピック選手のトレーナー経験者からの講習会を通し,日々の生活の中で身体のケアを大切に考え,実行できる生徒の育成を目指す。

実践③(講演会 : リオデジャネイロオリンピック柔道女子監督 仙台大学教授 南條充寿 氏)
・オリンピック柔道日本代表女子監督経験者からの講話を通して,オリンピックの精神や目標に向かって努力する姿勢を学ぶとともに,親子で東京オリンピック・パラリンピックへの関心を高める。

【実践内容等】

【実践①】 オリンピックの精神や目標に向かって努力する姿勢を学ぶとともに,オリンピック・パラリンピックへの関心を高める講演会及び実技指導
期日   平成28年12月2日(金) 13:30~15:30(講演会)
3日(土)  8:00~12:00(実技指導)
会場   加美町立中新田中学校体育館
講師   東京オリンピックカヌースプリント代表候補  小松 正治 氏
演題   「 続けることの意味 」
内容
◆全校生徒を対象に,以下のような内容について講話をしていただいた。
① カヌーを始めたきっかけについて
② 中学校~現在までの競技成績
③ カヌー競技を通して学んだこと
(目標をもつことの大切さ,感謝の気持ち,人間性)
④ これからの目標と中学生へのメッセージ
◆カヌー部員に対して,陸上と水上での直接の実技指導をしていただいた。


< 全校生徒に講演する小松選手 >


<漕ぎ方の指導>


<水上での漕ぎ方の指導>

【実践②】 体のケアや障害,体幹トレーニングについて学び,日々の生活の中で身体のケアを大切に考えることのできる生徒の育成を目指す講習会
期日   平成29年1月4日(水) 9:00~12:30
会場   加美町立中新田中学校体育館
講師   青柳接骨院院長  青柳 力 氏, 他トレーナー3名
内容
◆全校生徒を対象に,以下のような内容について講習会をしていただいた。
① 足の障害やケアの仕方について
・シンスプリントの状態と予防,トレーニングについて
・足関節周囲炎について

② アスリートとしての経験から(アスリート経験のあるトレーナーからの話)
・目標をもつことと努力することの大切さ,感謝の気持ちについて

③ 体幹トレーニングについて(冬場のトレーニングにつながる内容)
・様々な動きについて,生徒がトレーナーの指導の下に実践

【実践③】 柔道女子オリンピック日本代表監督経験者からの講話を通して,オリンピックの精神や目標に向かって努力する姿勢を学ぶとともに,親子で東京オリンピック・パラリンピックへの関心を高める講演会。
期日   平成29年2月24日(金) 13:30~15:30
会場   中新田バッハホール
講師   仙台大学教授・柔道部総監督  南條 充寿 氏
・リオデジャネイロオリンピック柔道日本代表女子監督
演題   「 オリンピックを戦って ~目標をもつことの大切さ~ 」
内容
◆全校生徒を対象に,講習会で以下のような内容を話していただいた。
①夢中になることを見つけ,常に目標を持つことで生活が変わるということ。
②目標に対する結果が出ると,それが次の目標につながるということ。
③成長するためには人間力を高めることが大切であり,そのために3つのスキルがあるということ。
「ヒューマンスキル」,「コミュニケーションスキル」,「プレゼンテーションスキル」
④人間力を高めるためには,特に「あいさつ」ができることが大切であるということ。

  

(実践上の工夫点、留意点等)
・母校の先輩であり,実際にオリンピック出場を目指して現役で活躍している選手からの講話を聞くことで,オリンピックというものを身近に感じることができるようにした。

・自分の身体の状態を理解して運動できる生徒を増やすために,実際に動きを交えて楽しみながら学べる講演と実技講習を合わせて行えるよう講師と打合せをした。

・オリンピック経験者という利点を生かし,当時の現地での映像や裏話なども交えてもらいながら,目標をもって努力を重ねることが自分の成長につながるといった趣旨の講演になるよう,講師との事前打ち合わせを行った。

(成果)
○今回の講演会や講習会を通して,生徒を始め教師や保護者の2020年東京オリンピッ
ク・パラリンピックに対する興味・関心が高まった。

○目標をもって努力を重ね続けることの意味や大切さを感じることのできる生徒や新たな大きい目標をもつ生徒が増えた。

○講習会を通して,「自分の体の仕組み」や「体のいろいろな使い方が分かった」と答える生徒が多数見られた。(生徒感想より)

◆生徒の感想
・今回の講話を聞いて,大きな夢や目標をもち,それに向かって努力をしていくことはとても大切なことだと思った。だから,これからは目標をもって努力していきたい。

・私は,できないことや無理だと思うことはすぐにあきらめてしまうので,今後は最後まで頑張ってみようと思った。

・周りの人への感謝の気持ちをもつことの大切さを学んだ。また,オリンピックの舞台裏の話など貴重な話を聞くことができて,オリンピックへの興味がわいた。

・素晴らしい人間(選手)になるためには,「常に目標をもって努力すること」,「ありがとう,ごめんなさい」などの感謝の気持ちや素直な心を身に付けることが大事と感じた。

【オリンピック・パラリンピック教育の実施に伴う問題点】

・教育課程を編成する上で,総合的な学習の時間や学級活動として講演や講習等を設定する場合に,学級や学年で設定している時間との調整をどのように図っていくか。

・学校独自の活動では生徒の興味・関心を引き出すことが難しいところもあるので,実際に競技を見たり,東京オリンピック・パラリンピックの準備に携わっている方の話を現場で聞けたりできると良いかと感じた。

・講師派遣の依頼をする際に,定められた額(謝金)で依頼交渉をするには難しいところがある。

・財源が決められているため,思い切った活動や準備ができず,生徒のオリンピックへの関心を高めきることができないと感じる部分もあった。