(宮城県)県立石巻西高等学校
(宮城県)県立石巻西高等学校
石巻西高等学校 ①
【目的・ねらい】
・海外から招いた高校生との意見交換を通じ,国際社会で活躍できる人材の育成を目指す。
・被災地校として本校が取り組んできた防災教育の成果や復興状況を,世界へ発信する。
・国際社会で活躍できる人材,国際的視野をもつ地域リーダーの育成を目指す。
・国際理解の向上と,2020年オリンピック・パラリンピック東京大会への機運醸成。
【実践内容等】
11月13日(日)~15日(火)
韓国・台湾・米国の高校生を招待し,フォーラムを開催。
11/13(日)
米国,台湾,韓国からの招待者 仙台空港到着
○ウェルカムパーティー
(海外からの参加者と本校ホームステイ家族との交流)
→ 各国生徒:ホームステイ先へ,各国引率者:ホテル泊
11/14(月) ○[午前] 被災地見学
(門脇小学校・日和山公園・仮設住宅・大川小学校 見学・献花等)
○昼食会(本校食堂にて日本食の体験)
○[午後] 全校生徒交流会(自己紹介・簡易担架体験・防災クイズ等の交流)
○[午後] 部活動体験(弓道・茶道体験)
11/15(火) ○「国際高校生フォーラムIN石巻西高校」(各校からの発表,共同宣言)
→ 帰国
海外の高校生は,本校生徒宅にホームステイしての滞在であったため,来日当日は「ウェルカムパーティー」にてホームステイ家族と交流した。
翌日は本校へ登校し,
「被災地フィールドワーク」「全校生徒交流会」「部活動体験」等行った。
最終日は,各国の生徒 及び 福岡県立高校,本校の生徒が,防災をテーマにした発表を行い,全校生徒でそれらを聞いた。最後に共同宣言を行い,今後も互いの学校間で交流していくことを確認した。
3日間の行事等は,すべて英語で行われた。
(実践上の工夫点、留意点等)
授業において,事前指導2時間,事後指導1時間を確保した。フォーラムの内容や目的を全生徒が理解した上で参加し,実施後のふり返りも十分にできるよう工夫した。
(成果)
・海外の高校生との意見交換や交流の貴重な機会を得ることができた。
・すべての交流を英語で行なったことにより,生徒にとって実践力やコミュニケーションの大きな自信となった。
・海外の高校生に対し日本文化を紹介するとともに,日本の素晴らしさを再認識するきっかけとなった。また,被災地校としての取組みや本地域の復興状況を,世界に発信することができた。
・他国の発表を聞くことにより,海外への関心が高まった。また,国際社会で活躍したいという感想をもった生徒もいた。
【オリンピック・パラリンピック教育の実施に伴う問題点】
特になし
石巻西高等学校 ②
【目的・ねらい】
・運動部員が専門家によるトレーニングを学ぶ事により,意識の高揚と競技力向上に役立てる
・運動部が一堂に会することで,連帯感を高め,学校をリードしていく人材の育成を目指す。
・スポーツを楽しむ心の育成と,2020年オリンピック・パラリンピック東京大会への機運醸成。
【実践内容等】
2月5日(日) 本校を会場にトレーニング講習会を開催。理学療法士・スポーツトレーナーとして活躍されている方を講師として招き,「効果的なウォーミングアップと食事の摂り方」と題した講演を,運動部員対象にしていただいた。
故障と怪我,食事の摂り方等についての講話の他,ウォーミングアップのための様々な実技指導をしていただいた。
(実践上の工夫点、留意点等)
今後の活動につなげることができるよう,実践的でタイムリーな内容となるよう工夫した。
(成果)
・専門家による講話や実技指導等,正しい知識を得る貴重な機会となった。
・普段の生活の中における「意識」の重要性を再確認することができた。
・運動部員が一斉に受講したことにより,部の壁を越えて共有するものができ,連帯感を育むことへとつながった。
・受講内容を,今後の練習内容へ反映させ競技力を向上させようという意識が高まった。
・運動に対する知識や意欲が深まることで,競技を楽しむ心の育成へとつながった。
【オリンピック・パラリンピック教育の実施に伴う問題点】
特になし