(福岡県)豊前市立横武小学校

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【目的・ねらい】

世界的な舞台で活躍したオリンピアンや元客室乗務員からの話や活動を通して、Ⅰ『スポーツを楽しむ心を学び、お互いを認め合い、目的をもって明るく生きようとする心構え』、また、Ⅱ『心が温かくなるおもてなしの精神及び行動のとり方』を学ばせる。

【実践内容等】

Ⅰ 『スポーツを楽しむ心を学び、お互いを認め合い、目的をもって明るく生きようとする心構え』(体育科)
平成28年12月7日(水)
(1)はじめのことば・講師紹介

(2)講演講師:北京オリンピック(2008年)出場 元バレーボール選手 山本隆弘 先生
山本先生からは、「目標をもちなさい」「目標は小さくてもいい、続けることが大切だ」という趣旨のお話をしていただいた。


【講演中の様子】


【質疑応答の様子】

(3)質疑応答
バレーボールというスポーツの良さに気づき、夢をもって生きることの重要性、未来に対しての夢をもつことの大切さを山本先生との受け答えの中で、大きなメッセージとして子ども達は感じることができたようである。

(4)実技体験を通した指導・助言
トスの上げ方、レシーブの仕方、身体の動かし方などを教えていただいた後、『3分間、学年で何回ボールを落とさないでボールを打つことができるか。連続でなくてもよい。合計何回できるか、やってみよう。』というチームで協力しながら、緊張感をもってバレーボールの楽しさを味わう体験をした。体験の前には、何回を目標にするのか、できるだけ落とさないで続けるにはどうすればよいか等を学年で話し合ってから体験に入った。最後に、山本選手のスパイクをレシーブする体験もさせてもらった。


【実技指導の様子 ①】


【質疑指導の様子 ②】


【レシーブ体験の様子】

(5)謝辞
(6)終わりの言葉


【山本隆弘先生との記念写真】

Ⅱ 『心が温かくなるおもてなしの精神及び行動のとり方』(道徳)
平成28年12月14日(水)
(1)はじめのことば・講師紹介(2)講演講師:筑波大学 客員教授
江上いずみ 先生
江上先生には2-(2)思いやり・親切に関わる内容で話をしていただいた。
「おもてなし」とは、表裏のない心でお客様をお迎えすることである。2020年の東京オリンピックの開催時、世界中の人が日本にいらっしゃる。選手で参加する方法もあるが、ボランティアで参加という方法もある。直接、オリンピックに参加しなくても、道を尋ねられたり、名所の案内を頼まれたりするかもしれない。あいさつの仕方、礼の仕方、握手の仕方、心のこもった対応の仕方などを、具体例を交えて話していただいた。
ドアのノックは3回以上が基本、握手は通常は右手で強すぎず弱すぎず握り軽く振るのが礼儀等を子ども達に教えていただいた。


【講演の様子】


【握手の仕方を学んだ後の児童の様子】

(3)謝辞
(4)終わりのことば

(実践上の工夫点、留意点等)
○オリンピックの機運を高めるためと、啓発のために、講師の先生の写真やプロフィールを事前に校内掲示したり保護者へ参加を呼びかける案内プリントを配布したりした。

○バレーボールの実技では、一般男子のネットの高さ2.43mでネットを張るとともに電子タイマーを設置して臨場感を高めた。

○おもてなし講演会ではハートマークをちりばめた図柄を背景にしたタイトル幕を作り、心が温まる会場の雰囲気づくりを演出した。

○事後、横武小の思い出アルバム(掲示板)にオリパラ関係のこれら2例の実践をパネル化して掲示し、「スポーツを楽しむ心」や「おもてなしの精神」をいつまでも忘れないように工夫している。


【二つの実践を紹介したパネル】

○体育館の出入口の一角に『オリンピック・パラリンピックコーナー』を設置し、オリンピックの歴史、オリンピック・パラリンピックの新聞等を掲示したり、関係書籍を置いたりして、オリンピック・パラリンピックを盛り上げる環境整備をしている。


【新聞掲示の様子】


【オリンピックの歴史年表掲示の様子】


【関係書籍の設置の様子】

(成果)
Ⅰ 「スポーツを楽しむ心」に関するアンケート結果から
・質問1:「夢をもちましょう」というお話について、夢をもつことは大事だと思いましたか。
・質問2:「小さな目標を積み重ねることが大事です」というお話について、目標を立ててやってみようと思いましたか。
・質問3:山本選手の実技講習は楽しむことができましたか。
(◎大変そう思う ○そう思う △あまりそう思わない ×全然そう思わない)

○夢を持つことや目標を積み重ねることの大切さをたくさんの子どもが共感したようである。また、オリンピアンとの実技体験はとても楽しかったことが読み取れる。

○スポーツを楽しむ心の講演会と
スポーツ体験を通して、スポーツには勝敗はつきものだが勝つことだけが意義あるのではなく負けることからも多くのことを学ぶことができると実感したようである。また、世界レベルの選手の偉大さを肌で感じることができたと考える。

【感想の一部】
○山本選手のスパイクを見て、とても速かった。スパイクをして、それをレシーブするのがとても楽しくて、もう一度やってみたいです。また、これからは、山本選手の話された夢をもつことや小さな目標を積み重ねていこうと思います。

○今まで、わたしは勝つことにこだわっていたけど山本選手の話の中で『負けることが大事で負けたら悪いところをまた次の試合でやり直したらいい。』というお話が心に残りました。これからは、失敗を恐れずがんばろうと思います。

Ⅱ おもてなし講演会アンケート結果から
・質問1:「おもてなしの心」について、相手のことを考えて行動することは大事だと思いましたか。
・質問2:「おもてなしの心」を大事にした行動を自分も行いたい、または、やってみようと思いましたか。
・質問3:今後、気持ちの込もったあいさつをしようと思いますか。
(◎大変そう思う ○そう思う △あまりそう思わない ×全然そう思わない)

○おもてなしの心というものについて、はじめは分からなかった子どもたちも、江上先生の具体例を挙げての分かりやすいお話から、挨拶の大切さ、相手を思いやる気持ちの重要性、基本的なマナーについて学ぶことができた。今までやらされていたと感じていた子供や挨拶やマナー等の重要性に気付いていなかった子どもも、挨拶を含む行動について、おもてなしの心を持って行うとよいという内容について理解を深め、自分にもできそうだ、やってみたい、やってみようとやる気に満ちた子どもに生まれ変わったように感じる。

○世界中からのお客様が集まる2020年の東京オリンピック開催に目を向け、いろいろな方々と接する時の心の持ち方や対応の仕方が子どもなりに分かったようである。

【感想の一部】
○間近でCAのアナウンスが聞けて格好いいと思いました。また、私達への気配り、心配りがすごかったです。私もこれから江上先生の様にすばらしいおもてなしの心がある人になろうと思います。そして、今の内に気配り、心配りができるようになりたいと思います。

○江上先生のお話で『おもてなし』とは、人を喜ばせることだと言っていました。わたしは、本当にその通りだと思いました。あいさつ体験では、気持ちをこめて言わなければいけないことが分かりました。

○私は、おもてなし授業で言いたかったのは、やさしい心のことだと思います。江上先生は、とても丁寧に教えてくれたので、とても聞きやすくて、私も飛行機に乗ったら「こんにちは。」や「ありがとうございます。」を大切にしたいと思いました。CAの人たちは、とても努力をしてすごいと思います。「入る時はノックを3回以上」を初めて知ったので、今日教えてもらったことや聞いたことを生かしたいと思いました。

【オリンピック・パラリンピック教育の実施に伴う問題点】

●フェアプレーの精神、対戦相手にも感謝する心等、児童の心を育てることは、体育科だけに限らず、道徳、学活、その他、多くの教科・領域の中でも行わなければならないと気付いた。オリンピック・パラリンピック教育に関わる心を育てるための実践例があれば多くの情報収集を行いたい。

●今回の事業では、オリンピアン、おもてなしの専門家などの講師の先生を招いて講演をしていただく機会を得て、大変有意義だった。今後もこのような取組を継続していくことが大切である。