宮城県オリンピック・パラリンピック・ムーブメント推進校セミナー

宮城県オリンピック・パラリンピック・ムーブメント推進校セミナー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

(1)開催概要

日 時:平成27年10月22日(木)14時15分〜17時00分
会 場:河北新報社1階ホール
主 催:筑波大学オリンピック・パラリンピック・ムーブメント推進プロジェクト
共 催:オリンピック・パラリンピック教育推進のための宮城県実行委員会
参加者:17名(推進校教員) ※発表者、運営スタッフを除く
プログラム:
14:15~ 挨拶
真田 久 筑波大学オリンピック・パラリンピック・ムーブメント推進プロジェクト副委員長
勝又正秀 スポーツ庁オリンピック・パラリンピック課長
松本文弘 宮城県教育庁スポーツ健康課長

14:30~ 基調講演
「2020年に向けたオリンピック・パラリンピック教育」
真田 久
大林太朗 筑波大学オリンピック教育プラットフォーム事務局
14:50〜 オリンピック・パラリンピック教育 事例紹介
「オリンピック・パラリンピック教育-筑波大学附属学校での事例概要-」
長岡 樹 筑波大学附属中学校
「地域社会を活用したオリンピック・パラリンピック教育の実践」
藤原亮治 筑波大学附属坂戸高校
「中学校 総合的な学習の時間 違いを越えて共感の体験へ
パラリンピック・障害者スポーツを通して/国際理解」
國川聖子 筑波大学附属中学校
「特別支援教育とオリンピック・パラリンピック教育
-筑波大学附属久里浜特別支援学校の実践より-」
河場哲史 筑波大学附属久里浜特別支援学校
「おもてなしの心と異文化理解」
江上いずみ 筑波大学客員教授
16:30~ 質疑応答、アンケート記入

(2)内容

本セミナーでは、宮城県における今後の取り組みの資料として、筑波大学附属学校で行われてきたオリンピック・パラリンピック教育の事例を紹介した。特に、パラリンピックを題材とした教育内容が、保健体育や総合的な学習の時間などの様々な教育活動に有効であることが報告された。また、オリンピック・パラリンピックの理念のもと、地域社会に根ざした取り組みの有効性も報告され、宮城県の特色に合った教育活動への可能性が示唆された。さらに、他者理解を促す日本ならではのおもてなしや異文化理解についても紹介され、オリンピック・パラリンピック教育の幅広い教育内容が報告された。
参加者からは、オリンピック・パラリンピック教育の幅広い取り組みについて理解を得ることができたという意見があった。一方で、さらなる実践例の提供を求める意見や、校内の共通理解の形成が難しいことなどの課題も出された。全体として、参加した教員が自身の学校に戻って教育活動を行っていく上で有効な内容であったことが確認された。