(福岡県)筑紫野市立筑紫野中学校
(福岡県)筑紫野市立筑紫野中学校
【目的・ねらい】
パラリンピックの種目であるボッチャの体験を通して、選手が互いに協力しながら行う障害者スポーツを理解し、2020東京オリンピック・パラリンピックに興味・関心を持つ心を育む。
【実践内容等】
第1次(4時間)・・・・27年度に実施
パラリンピックについて
・道下美里選手講演
道下選手講演の様子
ブラインドウォーク体験
伴走者を体験
道下選手と記念撮影
第2次(4時間)
文化としてのスポーツの意義の学習
・現代生活におけるスポーツの文化的意義について
・国際的なスポーツ大会の果たす文化的な意義や役割について
・人々を結び付けるスポーツの文化的な働きについて
・パラリンピック種目について
校内掲示
第3次(4時間)
ユニバーサルスポーツ(ボッチャ)を体験
・ボッチャの体験(4時間)
ビデオ視聴の様子
試合の様子
距離を測っています
(指導上の工夫点、留意点)
・文化としてのスポーツの意義の学習では、オリンピック・パラリンピックのビデオを視聴することで、一人一人のオリンピック・パラリンピックにかける思いや情熱を感じさせた。
・スポーツの意義を学ぶことで、スポーツの持っている力に気付かせた。
・ボッチャを体験し、様々なチームと対戦することで、ボッチャの楽しさを感じさせたり、仲間との交流を通して、パラリンピックの素晴らしさを感じさせたりした。
(成果)
生徒のアンケートから
○オリンピック・パラリンピックへの興味・関心が高まり、オリンピック・パラリンピックを見たい、ボランティアで支えたいと思う生徒が増えた。
○ボッチャ以外のパラリンピック種目への関心が高まった。
○運動が苦手でも楽しむスポーツがあることに気付き、運動に対して前向きになった。
○授業を通して、スポーツの素晴らしさに気付き、スポーツを生涯にわたって行いたいと思う生徒が増えた。
【オリンピック・パラリンピック教育の実施に伴う問題点】
●道具が高価で多く揃えることができないため、1つのグループの人数が多くなった。
●2020東京オリンピック・パラリンピックに協力したいと思っているが、その具体的なプランまでは計画できなかった。