【実践事例】愛媛県立八幡浜工業高等学校(愛媛県)

【実践事例】愛媛県立八幡浜工業高等学校(愛媛県)

 2019年11月9日(土)に愛媛県立八幡浜工業高等学校(愛媛県)においてオリンピック・パラリンピック教育の実践が行われました。詳細につきましては、以下の内容をご覧ください。
 PDF版はこちら →   20191109 愛媛県立八幡浜工業高等学校(愛媛県)

1.視察日時 令和元年11月9日(土) 8:00 〜 11:00

2.学校(推進校)名 愛媛県立八幡浜工業高等学校
                                     (〒796-8003 愛媛県八幡浜市古町2丁目31号)

3.対象 全校生徒

4.実施場所 八幡浜工業高等学校 体育館・教室

5.実践内容
  (1)1964年東京オリンピックの聖火ランナー(本校卒業生)による講演会
  (2)工業祭でのパラスポーツ体験ブース

6.詳細
  (1) 1964年東京オリンピックの聖火ランナー(本校卒業生)による講演会
    講師:小川 栄貳 氏
     (八幡浜工業高校第1期卒業生 陸上部主将、1964年東京オリンピック聖火ランナー)
    演題:「高校時代の思い出と会社生活から得たもの」
       ①高校時代の思い出
        ・ 授業(実習の様子)、運動会、陸上部の思い出
       ②1964年東京オリンピックの聖火リレー正走者に選出
        ・ 39区(1.2km、約9分間)を務めた。
        ・ 新設校であった八幡浜工業高校からランナーが選ばれたことに当時は驚いた。
        ・ 聖火リレー当日まで、鉄パイプをトーチに見立て、走る練習をした。
        ・ 当日はとても緊張し、沿道の応援に応える余裕はなかった。途中で体力が無く
          なるのではないか、火が消えてしまうのではないか、とても心配した。
         ③会社生活を振り返って
        ・ 入社当初:電気設備設計、保全担当(技術者としての業務)
        ・ 海外営業
        ・ フィリピン駐在員
        ・ 台湾販売会社出向
        ・ 防犯関係団体への出向
       ④会社生活を通じて得たもの:高校生に心がけてほしい事項
        ・ リーダーシップを発揮できる人材に成長する
        ・ 良い人間関係、幅広い人間関係
        ・ 挑戦意欲の継続
        ・ 得意分野の習得
        ・ グローバルマインドを持つ
        ・ 日本人として生まれた我々は本当に恵まれていると感じる

  (2) 工業祭でのパラスポーツ体験ブース
   ・第58回工業祭で、パラスポーツ体験としてボッチャ・ゴールボールブースを設置した。
   ・教室には、パラスポーツの競技や歴史、ボッチャのルール、また愛媛県の
    パラアスリートについてまとめた模造紙を展示した。
   ・法務省×吉本興業の「心のバリアフリーを学ぶ動画」を上映した。
    (https://www.youtube.com/watch?v=7_rhdpTPK0Y)