(京都府)府立与謝の海支援学校

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【目的・ねらい】

オリンピック・パラリンピックの価値
友情( ○ ) 卓越(  ) 尊重(  ) 勇気(  ) 決断力(  ) 平等( ○ ) 鼓舞(  )

・陸上競技の練習を通して双方の生徒が交流し、本校生徒の競技力向上のモチベーションを高める。
・障害者理解と障害者スポーツの普及を図る。

【実践内容等】

1 京都府立加悦谷高等学校陸上競技部との合同練習会
(1)平成28年11月21日(月) 場所:加悦谷高等学校
時間:15:50~17:00
グラウンドを使用して、基本動作習得や体力向上が期待できる練習を、本校生徒が陸上競技部員に直接指導を受けた。

(2)平成28年12月13日(火) 場所:加悦谷高等学校
時間:15:30~17:00
悪天候により、室内(体育館、トレーニングルーム)での活動をした。2回目ということもあり、おたがいにリラッ
クスした様子も見られ、練習時には言葉を掛け合いながら取り組む姿が見られた。

(3)平成29年1月13日(金) 場所:加悦谷高等学校
時間:15:30~17:00
室内でのトレーニングを行った。3人1組のグループでの活動で本校生徒にとっては普段使用しないバーベルを使用した。そのこともあり、大変意欲的に取り組むことができた。

2 校内ボッチャ研修会
(1)平成28年11月30日(水)ボッチャ指導者養成研修会
場所:京都府立南山城支援学校 時間:15:00~17:00
校内でのボッチャ研修会に向けて、本校から3名が参加した。
基本的なルールから実践まで知ることができた。

(2)平成29年1月31日(火)校内ボッチャ研修会
対象:全校教職員
近年、注目されつつあったボッチャが、リオのパラリンピックで日本代表チームがメダルを獲得したことで、さらに注目され、本校でもボッチャを広めるために実施をした。パワーポイントを使用した基本的な説明の後、実践形式で研修会を行った。

(実践上の工夫点、留意点等)
・京都府立加悦谷高等学校において、本校生徒の様子等についての事前学習会を実施した。
・生徒同士の交流が深まるよう、生徒の主体的な活動や関わり合いが持てる内容を中心に取り組んだ。

(成果)
1 京都府立加悦谷高等学校陸上競技部との合同練習会
本校では、毎年9月に開催される全京都障害者スポーツ大会(陸上競技の部)に数名出場している。昨年度の本事業の効果もあり、今年度はより充実した練習を本校でも実施してきた。さらには夏季休業中に京都府立加悦谷高等学校陸上競技部との合同練習会を実施することができた。
合同練習会では、普段とは違った環境や用具、練習内容を体験することで、本校での練習へ取り組む姿や意識が非常に高揚した。家庭での自主練習や指導者に自ら助言を求める生徒がでてきたことは成果である。
合同練習会は京都府立加悦谷高等学校陸上競技部員が主体となり、本校生徒に直接指導してくれたことで、本校生徒の実態や障害への理解も進んだと考えられる。本校生徒にとっても、指導者からだけのアドバイスではなく、同年代の友だちからの助言はスムーズに受け入れることができ、質問や疑問を聞くこともしやすかったようであった。

2 校内ボッチャ研修会
全校の教職員対象に、校内ボッチャ研修会を実施した。ボッチャの基本的ルールを初め、実践を通じた競技の魅力を広めることができた。
本校は、学級に学年や障害種の異なる児童生徒が在籍しており、みんなで楽しめる体育教材として有効である。

【オリンピック・パラリンピック教育の実施に伴う問題点】

・パラリンピックへの注目や関心が低い。支援学校に在籍する生徒の実態や様子を知らせるとともに、障害者スポーツにも関心を持つことができるよう、他校種との交流や支援学校からの情報発信等をする必要がある。