(京都府)府立北嵯峨高等学校

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【目的・ねらい】

オリンピック・パラリンピックの価値
友情( ○ ) 卓越( ○ ) 尊重( ○ ) 勇気(  ) 決断力( ○ ) 平等( ○ ) 鼓舞(  )

オリンピック、パラリンピック東京大会を契機に、トップアスリートの育成のみならず、年齢、性別、障害の有無を問わず、誰もがスポーツに親しむことが出来る生涯スポーツ社会の実現に向けた国民意識の向上及び環境整備が求められる。スポーツに親しみ、様々な場面でスポーツに関わることにより、国民一人一人がスポーツに親しむことができる社会の実現を目指す。

【実践内容等】

○ 本校において車椅子バスケットボール講習会を実施し、基本技術を習得(10月29日)

○ 府民総体オープニングフェスティバルでの「車いすバスケットボール体験」においてパラリンピアンをサポートし、車椅子バスケットボールへの理解や見識を深める。(10月30日)

○ 「自分史」作成 自分の行ってきたスポーツとの関わりを振り返り、プレゼンテーション(10月中旬~1月/1月発表)
学校設定科目「フィジカルトレーニング」(PT)の授業を活用
(3年9組スポーツ科学コース対象)
これまでの行ってきたスポーツの歴史、スポーツとの出会い、そのスポーツと関わってどのように成長したか、またそのスポーツとオリンピックについて調べ、発表する。

○ 視覚障害者の介助から学ぶ共生社会とフロアバレーボール体験(1月13日、1月20日実施)
体 験・交流を図ることで、障害者の視点に立ち理解を深める。
連携校:盲学校
内 容:盲学校に出向き、歩行訓練士から視覚障害者の手引き歩行について講習を受ける。盲学校高等部の生徒と一緒にフロアバレーボールの交流を行う。

○ スポーツ教室(2月1日)訪問校:嵯峨小学校5年生対象
◆陸上競技「走り方教室」
本校保健体育科教員と生徒(2年9組スポーツ科学コース対象)が、実演・実技指導を行う。
連携校:児童・教職員
内 容:児童に走り方の姿勢やウォーキング、腕振り、足の運び方など効果的な方法を本校生徒と一緒に楽しく学ぶ。「走ること」の基本知識や基本技術を身につけ、今後、児童自身が行うスポーツに活用してもらえるようにする。

(実践上の工夫点、留意点等)
1 小グループを作成し、効果的に車いすの技能の習得に努めた。

2 「自分史」作成は、本校の図書館の書籍やコンピューター検索で調べ、冊子にまとめ、発表会に参加者に全員配布した。PC操作の得手不得手があり、PC操作指導に手間がとられた。発表会では各自で作成したパワーポイントを使用しながら、生徒の成長を振り返り、自らの思いを伝えることができ達成感があったようだ。

3 障害者との共生社会について事前学習を行った。

4 小学校の交流では、児童が少人数グループを作り、各グループに高校生が指導するという方法をとったことで児童と高校生がより深く交流できた。

(成果)
1 日頃扱うことの少ない車いすによるバスケットボールを行い、その技術を小・中学生に「教える側」として取り組むことで、積極性や協調性等の意識の向上がみられた。

2 これまで自分が取り組んできたスポーツを通じて、そのスポーツの歴史や競技特性を知り、自分がどのように成長したのかを振り返り、今後、豊かなスポーツライフを継続するためのビジョンを形成する機会となった。また、後輩を前にして発表する機会を設け、表現能力の向上を図った。

3 障害のある人の困難さを体験し、障害のある人とよりよい共生社会を実現させるために、何ができるかを気付くきっかけとなった。

4 普段は何の不自由もなくスポーツを行っているが、アイマスクを着用することで視界が遮られ、かなりの困難さや恐怖感を体験した。しかし具体的にわかりやすく声をかけあうことでフロアバレーボールを楽しむことができた。したがって生徒たちはどのように伝えれば成功するか否か試行錯誤しながらプレーを行った。「コミュニケーションの大切さ」「横に立って介助してくれることの安心感」など体験を通じて学ぶことが多かった。障害があっても様々な工夫で乗り越え、様々なことに挑戦している姿を見て、生徒たちは感動し、反対に勇気づけられた。生徒からはオリンピックだけでなくパラリンピックにも注目して応援したいとの意見が寄せられた。

5 児童に走り方の姿勢やウォーキング、腕振り、足の運び方など効果的な方法をメディシングボール、チューブなどの用具を用いて、本校生徒と一緒に楽しく学ぶことができた。「走ること」の基本知識や基本技術を身につけ、今後、児童自身が行うスポーツに活用できる内容となった。児童も「楽しくできた」「お兄さんお姉さんが一つ一つ丁寧に優しく教えてくれた」「毎日少しずつ意識して家でやってみようと思う」などの感想があり、成果があった講習会であった。

【オリンピック・パラリンピック教育の実施に伴う問題点】

どの取組も成果はあった。このような貴重な体験は継続してこそ意味があると考える。