(京都府)府立洛水高等学校

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【目的・ねらい】

オリンピック・パラリンピックの価値
友情(  ) 卓越( ◯ ) 尊重( ◯ ) 勇気(  ) 決断力(  ) 平等(  ) 鼓舞(  )

(1)障害者スポーツの理解を深める。
(2)障害者スポーツ・パラリンピックスポーツを体験する。
(3)障害を持つ人と健常者が同じスポーツを通して、人間性を高め健康で生活できる共生社会の実現を目指す。

【実践内容等】

(実践内容)
1 講演
(1)日時 平成29年1月25日(水)13:15~14:05
(2)講師 中村 珍晴(天理大学アメリカンフットボール部コーチ)
(3)内容 講演会「車椅子でのコーチング」
・天井を見つめるだけの日々
・車椅子のコーチ
・障害の先にあるもの

2 実技演習
(1)日時 平成29年1月25日(水)14:15~15:05
(2)講師 糸賀 亨弥(一般社団法人Wheelchair football Japan代表理事)
(3)内容 実技演習「ホイールチェアフットボール」
・鬼ごっこ
・ボール運び

(実践上の工夫点、留意点等)
特になし

(成果)
1 講演後の生徒の感想(抜粋)
・正直、僕は障害を持っている人はかわいそうと思っていました。それでも前向きに生きていけて幸せをあんなに感じられる人もいるということに僕ももっと懸命に生きて幸せをいっぱい感じられる人間になっていきたいです。

・大きく人生が変わっても、一生懸命生きていることがとても素晴らしいと思った。できないからあきらめるのではなくできることを精一杯頑張ることが大事だと感じた。

・一日一日に感謝する姿勢や想いにすごく熱いものを感じた。

・どんなどん底に落ちても人は前向きになるきっかけを作れる・不可能ではないというのが改めてわかり知ることができました。

・「家族の絆」や周囲とのつながりは本当に大切なことだと思い、今はアメフトのコーチといてチームを支えている素晴らしい存在になっておられて感動したしこれからも頑張ってほしいと思いました。

・怪我をした競技に恩返しをするというなかなか難しいことをコーチという立場でされていてとても感動しました。「ただ車椅子にのっているだけ」という言葉に中村さんの強さを感じました。

〔まとめ〕障害の有無関係なく「幸せは日常の中にある」「今を懸命に生きる」ということの大切さや人とのつながりやお互いを尊重することの大切さを学ぶことができた。

2 実技演習の成果
(1)鬼ごっこでの生徒の様子
・車椅子には興味を示すが、中には動かない生徒もいた。
・活発に動く生徒は、楽しそうに動いている。
・1年生の時に車椅子体験をしているからか、車椅子の操作は上手だと褒められた。

(2)ボール運びでの生徒の様子
・はじめは動けずにタッチされたり、どのように動けば良いかわからない生徒が見られた。
・回数を重ねるごとに、始まる前に戦術を考えたり、見ている生徒から「こっちが空いている」など声がかけられたりと活発になっていった。
・講師から戦術を受けて、なんとか形にしようと頑張っているチームも見られた。

(3)まとめ
・障害者スポーツを知ることで、誰かのためになっていく。
・貴重な体験は、生徒たちの障害者スポーツへの理解を深めるきっかけになる。

【オリンピック・パラリンピック教育の実施に伴う問題点】

・競技用車椅子を借りる時の数量が足りないこと。