(福岡県)福岡市立草ヶ江小学校

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【目的・ねらい】

○パラリンピックや障がい者スポーツへの理解を深める。
○運動の楽しさを十分に味わうことができる体育科学習を行う。

【実践内容等】

<実践1> 全学年児童を対象としたトークショー
○本実践においては、リオ・パラリンピック視覚障害者女子マラソンにおいてガイドランナーを務めた堀内規生さんをGT(ゲストティーチャー)に迎えて、トークショーを行った。リオ・パラリンピックのことや、銀メダリスト・道下美里さんの人柄や視覚障害のことについて話をしていただいた。また、全学年の児童が興味・関心を持てるように、児童からの質問コーナーを設けたり、代表児童による伴走体験を行ったりしながら、堀内さんと児童が交流できるようにしていった。

(実践上の工夫点、留意点等)
○全学年の児童を対象に行ったことから、児童が飽きずに、最後まで集中して話を聞けるようにすることを意識して、内容を構成していった。トークショーの最後には、道下さんからのビデオメッセージを流したことで、児童にとっては本トークショーが印象深いものになった。

(成果)
○事後の感想では、堀内さんが、道下さんを支えるための努力を続けていることについて、「すごいと思います」「自分も見習っていきたい」等の声が聞かれた。また、聴力に障害をもつ女子児童は、「自分もあきらめずに夢に向かって努力をしていきたい」という感想を書いていた。今回のトークショーは、パラリンピックと障害者スポーツへの理解を深めることができたと考える。

<実践2> 6年生「ソフトバレーボール」
○体育科で「ソフトバレーボール」の学習に取り組んだ。本単元の導入場面においては、「3段攻撃(レシーブ→トス→アタック)ができるようになろう!」という目標を提示し、リオ・オリンピックにおける女子バレーボール日本代表の試合映像を提示し、具体的な3段攻撃のイメージを児童に持たせていった。
学習中は、練習内容を工夫してチームの力を高めていこうとする姿や、声を掛け合って、チームワークを高めていこうとする姿が見られた。

(実践上の工夫点、留意点等)
○単元の最後には、同学年の2クラスで、クラスマッチ(草ヶ江オリンピック)を設定することで、児童は、チーム力やチームワークを高めていこうとしたり、学習意欲を高く持ったりすることができていた。

(成果)
○学習後のアンケートでは、全員がソフトバレーボールは「楽しかった」または「どちらかというと楽しかった」と答えた。その理由として、ボール操作が上達したことや、チームで協力してゲームを行うことの楽しさを味わえたことを挙げていた。本単元の学習を通して、スポーツを楽しむ心を育てることができたと考える。

<実践3> 5年生「走り高跳び」
○体育科で「走り高跳び」の学習に取り組んだ。本単元の導入場面においては、「日本人のオリンピック記録をペアで達成しよう!」という目標を提示した。また、男女のオリンピック記録を知り、ペアでどれくらい跳べば良いのか、どうしたら跳べそうか等と意欲を高めていった。
学習中は、タブレットを活用し、一人ひとりの課題を見付け、課題解決に向けて声を掛け合ったり、アドバイスし合ったりする姿が見られた。

(実践上の工夫点、留意点等)
○毎時の学習では、オリンピック記録を意識しながら行う記録測定を行った。また、単元の最後には、記録会「めざせオリンピアン!」を設定することで、学習意欲を継続させることができていた。

(成果)
○学習後のアンケートでは、全員が走り高跳びは「楽しかった」または「どちらかというと楽しかった」と答えた。その理由として、自分の課題が明確になり、課題に向かって練習を工夫したり友だちとアドバイスし合ったりすることを通して、達成することの楽しさを味わえたことを挙げていた。本単元の学習を通して、スポーツを楽しむ心を育てることができたと考える。

【オリンピック・パラリンピック教育の実施に伴う問題点】

○今年度は、リオでのオリンピック・パラリンピックが開催されたこともあり、児童のスポーツへの興味・関心が高かった。今後、2020年の東京オリンピックに向けて、「福岡」という「東京(開催地)」から離れた地でオリンピック・パラリンピック教育を継続的に展開するためには、オリンピック・パラリンピックやスポーツへのムーブメント(機運)を高めることができるかがカギになると感じた。