教育レガシー共創フォーラム 2016 in 京都
教育レガシー共創フォーラム 2016 in 京都
京都新聞における開催報告紙面はこちらからご覧いただけます。
(1)開催概要
テーマ:オリンピック・パラリンピックを通じた文化・芸術の融合、発信を考える
日 時:平成28年2月11日(木・祝)13時30分〜16時30分
会 場:金剛能楽堂
主 催:京都府教育委員会、筑波大学オリンピック・パラリンピック・ムーブメント推進プロジェクト
参加者:250名
プログラム:
13:30〜 挨拶
小田垣勉 京都府教育委員会教育長
真田 久 筑波大学オリンピック・パラリンピック・ムーブメント推進プロジェクト副委員長
13:40〜 古典和歌披講解説
北田美香 京都府立鳥羽高等学校教諭
13:50〜 古典和歌披講
京都府立鳥羽高等学校披講研究部7名
14:35~ 京都府高校生短歌コンクール~オリンピック・パラリンピック讃歌~表彰式
永田 紅 歌人、京都大学農学博士、京都大学物質-細胞統合システム拠点特定拠点助教
小田垣勉
受賞者12名
14:55~ 京都府高校生短歌コンクール「オリンピック・パラリンピック讃歌」講評
永田 紅
15:30〜 基調講演
「オリンピックと文化」
真田 久
15:50〜 オリンピアンによるトークショー
「より美しく~スポーツと表現力~」
石黒由美子 北京オリンピックシンクロ競技日本代表、奈良女子大学大学院博士課程
深山 計 フリーアナウンサー
(2)内容
本フォーラムでは、「オリンピック・パラリンピックを通じた文化・芸術の融合、発信を考える」をテーマに、高校生による冷泉流作法の古典和歌、スポーツを題材とした短歌の発表が行われた。基調講演では古代オリンピックにおける彫刻、絵画、詩歌、また近代オリンピックの芸術競技に関する紹介がなされ、トークショーではシンクロナイズドスイミングのオリンピアンが「スポーツと身体表現」について語った。日本文化の中心地の一つである京都府において、2020年東京大会を契機とした日本文化の発信について検討する有意義な機会となった。
本フォーラムの様子を掲載した新聞広告記事に関するアンケートでは、京都府におけるオリンピック・パラリンピック教育の推進を支持する意見や大会自体への関心が高まったとのコメントがみられた。また、基調講演を通してスポーツと文化の関係性を理解されたこと、高校生の和歌、短歌の発表が興味深かったとの意見が散見された。
冷泉貴実子氏
会場の様子