【実践事例】久留米市立青陵中学校(福岡県)
【実践事例】久留米市立青陵中学校(福岡県)
2019年11月21日(木)に久留米市立青陵中学校(福岡県)においてオリンピック・パラリンピック教育の実践が行われました。詳細につきましては、以下の内容をご覧ください。
PDF版はこちら → 20191121 久留米市立青陵中学校(福岡県)
1.視察日時 令和元年11月21日(木) 8:45 〜 9:35
2.学校(推進校)名 久留米市立青陵中学校
(〒830-0053 福岡県久留米市藤山町1731番地10)
3.対象 第3学年 31名
4.実施場所 青陵中学校 3年3組教室
5.テーマ 体育理論「国際的なスポーツ大会とその役割」
6.実施目的
スポーツには様々な国際大会があり、それらは、国際親善や世界平和などに大きな役割を果たしていることを理解し、東京オリンピック・パラリンピックへの関わり方を考えることができる。
7.実践内容
①導入【5分】
・オリンピック・パラリンピックと聞いて、連想する言葉を考え意見交換をする
・本時のめあての確認をする
②展開【35分】
・オリンピック・パラリンピックのダイジェストVTRを見る
・ロールプレイング活動をする
③まとめ【10分】
・本時の振り返りをする
8.詳細
・導入として、「オリンピック・パラリンピックと聞いて連想する言葉は何か」を発問がなされた。生徒からは、「ピエール・ド・クーベルタン」「平和」「ラグビー」などのキーワードが挙げられた。その後、本時のめあて「オリンピック・パラリンピックの魅力を考えよう。」が確認された。
・オリンピック・パラリンピックのダイジェストVTRを視聴することで、オリンピック・パラリンピックの具体的な場面を想起させた。オリンピック・パラリンピックに関わる人々の想いに迫るために、VTRからピックアップされた9つの場面の登場人物のその瞬間の気持ちを考えさせた。考えた内容をグループで話し合った後、発表された。
・VTRからピックアップされた9つの場面を活用して、登場人物になりきってインタビューに答えるロールプレイング活動が行われた。ピックアップされた場面の登場人物には、選手のみならず大会ボランティアや家族、カメラマンなどがおり、様々な立場からオリンピック・パラリンピックにどんな想いで参加したかについて考える内容となっていた。
・本時の振り返りでは、オリンピック・パラリンピックに魅力として「参加する人々が違う思いを持って参加しているところ」「関係者が一体になれる」「選手も観客も熱い気持ちになれる」「国、性別、環境や境遇が違っても平等に活躍できる場所」などという意見が挙げられた。オリンピック・パラリンピックのためには何ができるかという問いかけに対しては「英語を喋れるようになる」「関心を持つ」など、まずはできることから関わっていこうとする意欲が見られた。