【実践事例】東温市立西谷小学校(愛媛県)
【実践事例】東温市立西谷小学校(愛媛県)
2019年12月5日(木)に東温市立西谷小学校(愛媛県)においてオリンピック・パラリンピック教育の実践が行われました。詳細につきましては、以下の内容をご覧ください。
PDF版はこちら → 20191205 東温市立西谷小学校(愛媛県)
1.視察日時 令和元年12月5日(木) 10:25 〜 12:20
2.学校(推進校)名 東温市立西谷小学校
(〒791-0312 愛媛県東温市則之内乙835番地)
3.対象 全校児童 47名【マラソン大会:幼稚園児 若干名、講演会:保護者(希望者) 若干名】
4.実施場所 西谷小学校 運動場・体育館
5.テーマ ・校内マラソン大会
・講演会「マラソンが教えてくれたこと」
講師:土佐 礼子 氏(陸上競技:マラソン)
2004年アテネオリンピック 5位入賞
2008年北京オリンピック 出場
6.実践内容
校内マラソン大会 10:25〜11:30
・開会式
・準備運動、ウォームアップ
・レース(低学年、中学年、高学年)
・閉会式
講演会 11:35〜12:20
「マラソンが教えてくれたこと」
・自己紹介(ダイジェスト映像)
・生い立ち
・競技生活について
・質問タイム
7.詳細
校内マラソン大会では、開会式の際に土佐氏より「腕をよく振ること」「顎をあげないこと」というアドバイスとともに激励の言葉が児童たちに送られた。また、土佐氏は児童たちとともに準備運動・ウォーミングアップを行い、全てのレースを一緒に完走した。一緒に走りながら、子どもたちを激励する姿が非常に印象的だった。
講演会では、ダイジェスト映像を活用しながら、生い立ちやこれまでの競技生活について説明がなされた。小学校から大学時代までは目立って速い選手ではなく、本人も周囲の人たちもオリンピアンになるとは想像していなかった。しかし、高校時代の恩師との出会いや実業団での巡り合わせ、走ることが好きだった気持ちを持ち続けたことが2度のオリンピック出場につながった。土佐氏は自身のエピソードを踏まえた上で、児童たちに対して「自分の長所を伸ばしてあげること」「本番のためにしっかりと準備をすること」の大切さを伝えた。また、オリンピックにも興味を持ってみて欲しいと述べた上で、「結果も大切だけど、選手一人ひとりがどのような想いで努力してきたかにも注目してもらいたい」と語った。